7y・5y・3y。3人の子どもたちと過ごしていると、正直なところ、毎日のようにイライラする瞬間があります。完璧に穏やかでいられる日なんて、ほとんどありません。
きょうだいゲンカが同時に2件発生する、片付けたばかりの部屋がまた数分でぐちゃぐちゃになる、声をかけても返事がない。そんな小さな出来事が積み重なって、気づけば声が大きくなっていることもあります。
今日は、そのイライラをゼロにするのではなく、その場で少しでも抑えるためにわが家でやっている工夫を紹介します。完璧に穏やかな親を目指すのではなく、「うまく付き合っていく」という視点で書いてみます。
3人いると、一人ひとりに向き合う時間が短くなりがちで、その焦りからイライラがさらに増幅することもあります。だからこそ、その場で使える小さな対処法をいくつか持っておくことが、自分にとっての安全装置になっています。
■ 「6秒だけ」やり過ごす
カッとなった瞬間にそのまま言葉を発すると、後で後悔することが多いと気づきました。だから、感情がピークになった最初の数秒だけ、何も言わずにやり過ごすようにしています。
その場を離れられるときは少し離れる、離れられないときは黒目を一度大きく動かしてみる、もしくはコップの水を一口飲む。たったそれだけでも、最初の勢いだけは落ち着かせることができます。6秒という具体的な数字を自分の中に持っておくと、「あと少し」と思えるので、案外踏ん張れるものです。
■ 子どもの行動と自分の余裕を分けて考える
イライラの原因が、本当に子どもの行動そのものなのか、それとも自分の余裕がない状態なのか、最近は一度立ち止まって考えるようにしています。
同じ行動でも、自分に余裕がある日は気にならないのに、余裕がない日は強く反応してしまう。そう気づいてからは、「いま反応しているのは行動か、自分の状態か」を意識するだけで、少し冷静になれるようになりました。仕事で疲れている日や、寝不足の日は特にこの確認が役に立っています。
■ その場で深呼吸を「子どもにも見せる」
イライラを隠そうとするより、いまは「ちょっと深呼吸するね」と声に出して、子どもの前で実際にやるようにしています。
最初は気恥ずかしさもありましたが、子どもたちも次第にその様子を見て、自分なりに落ち着こうとする場面が増えてきました。長女がケンカの最中に「ふー」と自分で息を吐いているのを見たときは、こちらの方法が伝わっているんだなと感じました。感情を抑える方法を、隠さずに見せることにも意味があるんだなと思います。
■ 「今日はもう無理」と言葉にする
頑張り続けようとすると、イライラがどんどん積み重なっていきます。だから、限界が近いと感じたときは、「今日はもう疲れたから、ちょっとゆっくりさせて」と、自分の状態を言葉にするようにしています。
完璧な親でいようとするより、自分の状態を正直に伝えることのほうが、結果的に家族全体が穏やかに過ごせる気がしています。意外なことに、こう言葉にした日は、子どもたちもいつもより少し気を使ってくれることが多いです。
■ 「ながら家事」を一旦やめてみる
イライラしている時ほど、何かをしながら別のことを片付けようとしてしまいがちです。でも、複数のことを同時に進めようとすると、ひとつひとつへの余裕がなくなり、結果的にイライラが増してしまうことに気づきました。
そういうときは、いったん手を止めて、その瞬間に向き合っていることだけに意識を絞るようにしています。家事は後回しになっても、結局子どもとの時間のほうが取り返しがつかないものなので、優先順位を見直す良いきっかけになっています。
■ イライラした後は、自分を責めない
その場で抑えられないこともまだまだあります。そういうときも、後から自分を責めすぎないようにしています。
3人育児をしていれば、イライラする瞬間があるのは当然のことです。その場でうまく対処できた日もそうでない日も、どちらも自分の育児の一部として受け止めるようにしてから、気持ちが少し軽くなりました。
夜、子どもたちが眠った後に、その日イライラしてしまった場面を思い出すこともあります。でも、反省して終わるのではなく、「次はこうしてみよう」と次の日のための小さなヒントに変えるようにしています。完璧を目指すよりも、長く続けられる関わり方を、これからも探していきたいと思っています。


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